利用者さんや、そのご家族を見ていて思うのは・・・
介護とは命と命のぶつかり合いであり、
命で命を支える行為なのだと思う。
介護しているご家族は、とても尊い事をしているのだけど、
様々な事が重なり、そんな風には思えないんでしょうね😢
介護しているご家族も、医療保険で訪問マッサージ出来ればいいのだけど
色々と難しいのかな～？！
先日、訪問マッサージに行っている施設の担当患者さんの
娘さんが来ていた。
以前は度々お会いしたのだけど、最近はあまり来れないらしく
久しぶりに会って、少しお話しする事が出来た。
施術しながら…という感じになりましたが…
時々、担当患者さんが娘さんに色々聞くのだけど、
何度も同じことの繰り返しなので
疲れたように娘さんが部屋から出て行こうとすると
『まだ帰らないで！！』と患者さんも必死でした。
何だか見ていて切ない・・・
施術後、ご本人に聞こえないように娘さんとお話ししました。
『認知症なのは分かっていても、同じ話しを何度もされるとイラッ！としてしまう。』と、言っていました。
彼女自身、旦那さんや息子さんの世話もあり、更に旦那さんの
お母さんも施設に入っていて、そちらにも行かなくてはならない。
2か所の施設に入所してるという事は、金銭的にも大変だと思う。
色々な事が抱えきれなくなってしまい、彼女は現在、
精神面での薬を服用しているとのこと。
だから前のように頻繁に会いに来れないのだと…
それでも先週、ご主人と一緒に会いに来たのだと言っていた。
そして、その時はあんなんじゃなかったのに…と。
なので『娘さんだと甘えてしまうんでしょうね。他の方達も
皆さん同じですよ。』と、伝えたら『そうなんですか…』と
少しホッとされたようだった。
実際ご家族が会いに来ていても、認知症患者さんは忘れてしまう。
なので『ずっと息子（娘）が会いに来ない！』など
会いに来ているのに『会っていない！』と言われることに対して
口論になってしまう(>_<)
忘れてしまう相手に対して『何で忘れるの？』と言っても
仕方がないと分かっていても家族がそうなってしまうと現状を
受け止めきれないんでしょうね。
見ていてこちらも苦しくなります。
🍀長くなったので、続きは後日に書きま~す！