熱中症の後は低体温症に注意!

今年の夏は連日の猛暑で『熱中症に注意!』『水分補給しましょう!』

『クーラーをつけましょう!』などなど暑さ対策のニュースが

多かったですね(*_*;

10月に入ったとゆ~のに、土日(6、7日)も暑かったですし…

でも、さすがに夏とは違い朝晩は少し肌寒く、寒暖差があります。

10月3日の朝日新聞に、こんな記事が載ってました。

福岡市内の県立高校で9月8日、体育大会の最中に生徒が

寒さや気分不良を訴え、36人が救急搬送されたとのこと。

その一部は低体温症の疑いだったそうです。

体育大会の最中に雨が降り、濡れた状態で続行していたようです。

 

10月に入り、体育祭やマラソン大会が多く行われるこの時期

汗をかいて、服が濡れたままの状態でいたり、風に長時間さらされた

状態でいると、低体温症になりやすいとの事です。

低体温症は、体温が35度以下で震えや判断力の低下、

意識障害が起き、重篤の場合は死に至ることも。

2017年の厚生労働省の調査では熱中症で亡くなった方は

653人、低体温症で亡くなった方は1371人とこちらの方が

2倍も多いのです。

急に気温が下がると体が寒さに適応する『寒冷順化』がうまく

出来なくなる可能性があるとのこと。

このことを認識してるだけでも違いますよね(^_^)

低体温症の予防と対処法を載せておきます!

ランニング、登山など屋外活動の場合です。

(東京マラソンのWEBサイトから)

 

<予防>・気温や雨のほか、風の強さも考慮した服装を

    ・ぬれたら早めの着替えを

    ・エネルギー源である糖質をとる

    ・過度の疲労や発汗を招く

     オーバーペースを避ける

寒さによる身震いが起きたら

    ・温かい場所に移動し、温かい服に着替える

    ・体を毛布でくるむ

    ・温かい水分を補給する

    ・地面に座る際にはシートなどで断熱する

 

当たり前のことかもしれませんが、きちんと睡眠を取り

過度のストレスを解消し、食事もバランス良く摂りましょう。

少しでも体調が悪いときは無理に運動するのは避けましょうね。