偏桃体の役割

☆まづは偏桃体について説明します(^_^)

<情動を司る>

・側頭葉の内側にある

・高等脊椎動物にあり、生存に重要な役割を果たす

・五感を通して脳に入った情報に対しての情動反応の処理をする

~食べ物の好き嫌い、虫を見て不快に感じる、暗闇を怖がるなどは

 偏桃体の働きによる~

<偏桃体の異常>

~恐怖の感情がマヒしたら、状況次第では命にかかわる。逆に

 何でもない事に恐怖を感じるようになったら『〇〇恐怖症』

 という、心の病になってしまう~

<偏桃体と海馬>

・偏桃体は人の情動を司り、感情の記憶に働いているだけでなく

 記憶全般に関しても強い影響力をもっている事が分かってきた。

・偏桃体は大脳辺縁系の下部、海馬と隣り合わせの位置にあり、

 相互に情報交換していると考えられる。

~私たちは喜怒哀楽の感情を強く抱いた出来事はいつまでも

 覚えているが、感情を動かされなかった出来事はすぐに忘れて

 しまう。長期記憶には偏桃体が強く働いている。しっかり記憶

 しようと思ったら偏桃体の働きを利用することも大切。

 好奇心を強く持つことも偏桃体を強く刺激し、学習効果が

 急激に高まる。

☆偏桃体を説明していたら、少し指圧とそれてしまいましたが…

 偏桃体は快、不快を感じるところ。

 なので、指圧を受けて『気持ちいい~』と感じると、身体や

 心にとって、とても良い効果があります(^^♪

 指圧専門学校に通っていた時、授業中に先生が話してくれた

 内容を思い出しました。特にその頃は(20年ほど前)

 『痛い施術が効く!』と思ってる人が多かったので…

 心地いい指圧で十分効果はあるんですよ(^_^)