監察医 朝顔を毎週楽しみに見ている(*^_^*)
特に昨日(2/8)は、エンバーミングについてやっていたので、
ふと、指圧学校に入る前に、少しお手伝いで働いた
整骨院での事を思い出した。
その時、院長よりもすごく指名される女性スタッフがいた。
特に筋肉の緩め方がうまかった。
年も近く、気が合い、終わってからよく一緒に飲んだ。
で、整骨院に来る前の仕事を聞いたら『ご遺体の修復をしていた』と。
当時はエンバーミングとか良く分からなかった。
20年以上前になるので…
もちろん、日本で研修などは出来ず、アメリカに研修に行ったと
言っていた。
遺族はやはり『顔』を修復してほしいと望まれるのだと言っていた。
体は衣服や花などでごまかせるけど、顔はね~と…
依頼されるのは事故や自殺などで亡くなった方が多かったと。
何故、辞めてしまったのか聞いたら、遺族の揉め事など
人のどろどろした部分を見すぎてイヤになってしまったと。
これからは、生きている人を健康にしていきたいと…
日本は『死』に対して『負』のイメージを持つ人が多いようなので、
20年以上経った今も、エンバーミングを知っている人も少なく、
あまり浸透していないのかもしれないですね。
現在はエンバーマーと呼ばれるIFSA(一般社団法人日本遺体衛生保全協会)
のエンバーマーライセンスを持った技術者によって行われているようです。
ちなみに彼女が筋肉の緩め方がうまかったのは
『硬くなっているご遺体を緩めてたので、生きてる人に応用してる』と。
この業界、本当に色々な仕事から鍼灸マッサージ師になる人多い(;'∀')
でも、まさかの新型コロナで直葬が多いようです。
仕方がないけど、淋しいですね😢