指圧の専門学校時代、生理学授業で『嗅覚は脳にダイレクトに届きます』
と言うのを聞き、『だからアロマはいいのか~』などと思った記憶がある。
何故今頃?と思われそうだが最近、三浦春馬さん主演の過去のドラマ
『僕のいた時間』を観て色々考えさせられた。
主人公の男の子はごく普通に日々を過ごしていて、就職活動も何がやりたいというよりも、就職するためだけに活動していたけど、ALS(筋萎縮性側索硬化症)という難病になり、それまで意識することのなかった家族や友人、
恋人との向き合い方を考え、模索しながらも前向きに生ききるという内容。
とくに後半の、生きるために人工呼吸器の装着をするという決断場面。
それをしなければ死んでしまうけど、怖くてたまらないという…
徐々に筋力が落ちて呼吸も苦しくなる恐怖、
気管を切開し、人工呼吸器を装着したら、もう外す事は出来ない不安。
現実にALSの人たちは、こんな凄い決断をしなければならないのかと
ドラマを通して知る事が出来た…(´;ω;`)ウゥゥ
このドラマの中で恋人役の多部未華子さんが介護士になり、
利用者さんや三浦春馬さんの役名の拓人くんにアロマを使った
マッサージをしている場面がちょこちょこ出てくる。
そしてこんなセリフが…
『嗅覚はずっと奪われないからな』
『皮膚感覚も残る』
そっか、筋力は奪われても感覚器は奪われないのか。
ALSをきちんと理解してなかったなと。
だから、アロママッサージはリラックス出来るんですね(*'▽')🎵
ちなみに聴覚に麻酔は効かない。
私は手術を受けた事がないけど、知り合いが手術前に
好きなジャンルの音楽を聞かれたと言っていた。
匂いや音は目に見えないけど、香りや音楽を通して心に届くのですね❤